作業・施工内容

横浜市南区のS様より外壁塗装のご依頼を頂きました。

S様のお家を調査してみると全体的にチョーキング現象が発生していました。

チョーキング現象とは外壁を指で触った際に白い粉がつくことをいいます。

この白い粉は、経年劣化によって塗料の色の成分である顔料が粉状になって塗装表面に現れたものです。

チョーキングが発生したら外壁塗装の頃合いを知らせるサインにもなります。

ご自身でも簡単にチェックできますので外壁を指で触ってみてください。

S様のご自宅ですが、以前塗装した際にフッ素の塗料で外壁塗装したようでした。

フッ素塗料は耐久度の高さがメリットとしてありますが、実はこの耐久度の高さが塗り替え時に問題となります。

理由はフッ素加工のフライパンを創造するとわかります。

フッ素加工されたフライパンは、油をひかなくても食材がこびりつきません。

それと同じように、フッ素塗料が塗られていると上から塗料がつきにくくなるのです。

基本的にはフッ素塗料の上には同じフッ素塗料を塗るのがお勧めですが、弱点はひび割れが起きやすいということです。

また塗料の値段がほかの塗料に比べると高いというのも特徴です。

そこで今回塗り替えにあたり「プレミアムSSシーラープライマー」という優秀な下塗り材を使用しました。

この下塗り材は近年増加している光触媒や無機系などの「難付着系塗膜」の外壁でも付着性に優れた「プレミアムSSシーラープライマー」であればシリコンの塗料であっても安心して付着します。

この塗料選定を見誤ると大変なことになります。

その点キンドリーホームは最新の塗料に精通し、熟練の職人の知恵があるので安心していただけます。

気になる方は参考に見てみてください。

難付着系塗膜にも塗り替え可能「プレミアムSSシーラープライマー」の特徴を解説

さて、今回の選んだ塗料はチョーキング現象を抑える効能がある、アステックペイント社の『スーパーラジカルシリコン』（ラジカル革命）を使用しました。

アステックペイント社　スーパーラジカルシリコンGH（ラジカル革命）

アステックペイント社のシリコン塗料です。

ラジカル制御型の顔料を配合しているため塗膜の劣化を防ぎます。

期待耐用年数が12年から14年と長期間建物を保護します。

塗膜表面に汚れが付着しにくいアクリルシリコン樹脂を使用しています。

製品をもっと詳しく知りたい方は下記リンクよりご参照ください。

参照　https://aponline.jp/recommend/topcoat/1936/

最近アステックペイント社の塗料が人気でよく使われています。

耐久年数をアステックペイント社が保証していることなどが選ばれる理由の一つかと思います。

S様がお選びになったお色は「8112」というホワイトベージュ系です。

とても落ち着いた雰囲気で人気のお色の一つです。

外壁以外には雨戸の劣化が目立っていたので、しっかりケレンしたのち「マックスシールド1500Si-JY」という材料で施工して綺麗にしました。

今回そのほかにベランダはウレタン防水で防水工事を行いました。

お客様も外壁の仕上がりに大変満足していただきました。

あらためて今回はキンドリーホームにご依頼いただきありがとうございました。