作業・施工内容

横浜市南区のS様より外壁塗装と基礎の塗装のご依頼を頂きました。

S様のご自宅を建物調査してみるとチョーキング現象が見受けられました。

チョーキング現象とは外壁を指で触った時に白い粉がつくことをいいます。

この白い粉の正体は、経年劣化によって塗料の色の成分である顔料が粉状になって塗装表面に現れたものです。

チョーキング現象はそろそろ外壁塗装の頃合いを知らせるサインにもなります。

ご自身でも簡単にチェックできますので外壁を指で触ってみてください。

指先に白い粉が付くようでしたら外壁塗装の頃合いですので是非ご検討ください。

今回の選んだ塗料はチョーキング現象を抑える効能がある、アステックペイント社の『スーパーラジカルシリコン』（ラジカル革命）を使用しました。

アステックペイント社　スーパーラジカルシリコンGH（ラジカル革命）

アステックペイント社のシリコン塗料です。

ラジカル制御型の顔料を配合しているため塗膜の劣化を防ぎます。

期待耐用年数が12年から14年と長期間建物を保護します。

塗膜表面に汚れが付着しにくいアクリルシリコン樹脂を使用しています。

製品をもっと詳しく知りたい方は下記リンクよりご参照ください。

参照　https://aponline.jp/recommend/topcoat/1936/

最近アステックペイント社の塗料が人気でよく使われています。

耐久年数をアステックペイント社が保証していることなどが選ばれる理由の一つかと思います。

S様がお選びになったお色は「8109ガルグレー」です。

ホワイトグレー系でとても落ち着いた雰囲気で人気のお色の一つです。

今回、ベランダの壁面や付帯部にアクセントで「8108マウンテンブルー」というお色を使いました。

グレー系と相性がよく、二色使いでとてもオシャレな仕上がりとなりました。

外壁塗装のほかに、S様のご自宅の重要構造部でもある『基礎』に大きなクラックが各所に見受けられました。

クラックの原因としては経年劣化に加え地震による影響かと思われますが、比較的細いクラック、いわゆる「ヘアクラック」を数カ所発見しました。

今回はキンドリーホームの自然災害鑑定士によって地震保険の申請をサポートさせていただき、無事地震保険が一部損が認定され、工事費の一部が賄われました。

S様もまさかヘアクラックで地震保険が下りるなんて思ってもいなかったようでして、大変喜んでいただきました。

塗装は建物を保護するために必要なメンテナンスです。

長く綺麗に建物を維持していくためには定期的なメンテナンスが必須ですが、大切なのは外壁だけではありません。

外壁と同じぐらい大切なメンテナンスの一つが基礎のメンテナンスです。

基礎は建物の重さを地面に伝え安定を保つものです。

もし基礎のクラックをほっといて疎かにすると、建物の重さに負けて家が傾いたり地面に沈んでしまう沈下が起きてしまうことがあります。

基礎は建物にとって重要な役割を担っています。

劣化症状や地震による影響でひび割れや破断などが確認できる場合は、出来る限り早い段階でメンテナンスを行うことをお勧めします。

基礎コンクリートにヘアクラックが数カ所あり、今回の外壁塗装に合わせて「基礎ガード」という基礎専用の塗料でメンテナンスしました。

基礎ガードの特徴は、微弾性の塗料がクラックなどの細かいひび割れを修復し塗膜がコンクリートを守り白華の発生を防ぐことによって耐久性を向上し基礎の劣化を防いでくれる高機能の塗料になります。

お家の足元でもある「基礎」、足元を美しくすることでお家全体がしまり建物全体が引き締まる印象を与えます。

基礎ガードは塗装などの外装リフォームと合わせて塗ることをお勧めします。

お客様も外壁と基礎の仕上がりに大変満足していただきました。

あらためて今回はキンドリーホームにご依頼いただきありがとうございました。