【外壁リフォーム】ひび割れした目地シーリングの放置は危険です
目地のシーリングのひび割れや剥がれを見つけたらやるべき事
目地シーリングは建物の構造上、非常に重要な役割を果たしています。
しかし、経年劣化や設置不良などによってひび割れが生じることがあります。
今回は、ひび割れした目地シーリングの放置が危険である理由と、適切な対処法について解説します。
目地のシーリングって一体なんですか?
まずは目地について説明します。
目地とは外壁サイディングボードなどの外壁パネルのつなぎ目のすき間の事です。
壁・床にレンガやタイルなどを貼り付けるときに生じる建材と建材のすき間も目地といいますが、この記事では主に外壁パネルの目地について触れたいと思います。
建物の外壁を見ていただくと幅が1cm~2㎝程のゴムのような白いすじが基礎の辺りから屋根の方へ走っていると思います。
そこが目地という場所であり、ゴムのようなものがシーリングです。
目地のシーリングは外壁材と外壁材のすき間を埋める充填剤の事をいいます。
このシーリングですが役割は2つあります。
・雨水を建物内に入れない事
・地震や強風の際に緩衝材となる事
この2つです。
仮にシーリングの存在が無かったとすると、まず雨水が外壁材のつなぎ目から侵入したい放題になり、地震がおこったら外壁材同士がぶつかって破損します。
シーリングが存在しなかったら建物は地震などの揺れなどに耐えることはできません。
それぐらいシーリングは重要です。
シーリングのひび割れの原因は?
シーリングのひび割れや剥がれ、肉痩せの主な原因は経年劣化です。
稀に施工のレベルの低さや、施工日の天候が原因となる場合もありますが、多くは経年劣化が原因となっています。
シーリングはは屋根や外壁と同じで雨風にさらされている部材の1つです。
温度差による伸び縮みや硬化を繰り返し徐々に劣化が進み、地震や風の振動でひび割れなどが発生します。
目地シーリングの痛みは経年劣化が原因という事はどの家にも平等にひび割れや剥がれが起きる可能性があるという事になります。
ひび割れが発生した場合、まず原因を特定することが重要です。主な原因として以下のものが考えられます。
- 経年劣化による劣化
- 設置不良によるストレス
- 熱や湿気による膨張・収縮
- 地盤沈下による建物のずれ
原因によって対処法が異なりますので、適切な対策を講じるために原因特定が不可欠です。
シーリングのひび割れを放置すると雨漏りになる?
目地シーリングのひび割れを放置すると雨漏りになるのか?
結論から言うといずれ雨漏りします。
シーリングの役割の1つは雨水の侵入を防ぐ事です。
シーリングが劣化してひび割れや剥がれが生じている状態では雨水を防ぐ事はできません。
雨水は住宅の内部に侵入していきます。
この時まず初めにダメージをうけるのは外壁はサイディングの裏側です。
裏側から外壁サイディングに徐々に水がひろがり内部で腐食が進みます。
建物構造の外側には防水シートが貼られていますが、シーリングの劣化箇所から雨水の侵入が繰り返されることでその防御力が低下してしまいます。
雨水は防水シート内側にある柱や住宅を暖めている断熱材にまで広がり、室内の雨漏りが発生してしまうのです。
雨漏りがひどくなり補修を依頼した時には住宅の内部が腐食している可能性があり、工事費が高くなってしまいます。
定期的な点検とメンテナンスが大切
目地シーリングのひび割れを未然に防ぐためには、定期的な点検とメンテナンスが重要です。以下のポイントに注意して点検を行いましょう。
- 建物の目地部分を定期的にチェックし、ひび割れや劣化の兆候を見逃さない
- 点検時に異常が見つかった場合は、早急に対処する
- 専門家による定期点検を依頼し、専門的なアドバイスを受ける
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シーリングの修繕は「打ち替え」か「増し打ち」
シーリングの補修方法は「打ち替え工法」と「増し打ち工法」の2つがあります。
既存の傷んだシーリングを完全に除去し新たにシーリングを充填する「打ち替え」
既存の傷んだシーリングの上から新しいシーリングをかぶせる「増し打ち工法」
既存シーリングの状態や外壁の種類、築年数によってどちらにするか決定しますが、大抵は打ち替え工法で施工されます。
まとめ
今回は目地シーリングについてご紹介しました。
ひび割れした目地シーリングの放置は危険です。早急に適切な対処が必要です。
横浜市西区の「キンドリーホーム」にお任せいただくことで、安心して目地シーリングの補修をお願いできます。
ひび割れにお悩みの方は、ぜひ「キンドリーホーム」にご相談ください。
ご自宅の目地シーリングの劣化が気になる方、修繕するべきかまだ大丈夫なのか不安な方は是非横浜市のキンドリーホームへご相談ください。
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