作業・施工内容

東京都世田谷区のＴ様より、板金による屋根カバー工事のご依頼を頂きました。

Ｔ様のご自宅の屋根材は、ニチハのパミールという1996年～2008年に製造された屋根材で施工後8年～10年程度で不具合が出てくる問題の屋根材です。

パミールについてお客様からよくいただくご相談は「層間ハクリ」という不具合で、屋根材の先端が何層にも捲りあがる現象です。

層間ハクリが発生することによって屋根内部に水が回ってしまうと、屋根材を留めている釘が腐食するという深刻な事態に繋がってしまいます。

Ｔ様のご自宅の場合は幸いにも層間ハクリが進行する前だったので深刻な破損はなかったため、今回は比較的耐久年数の長い板金によるカバー工事のご提案になりました。

今回ご提案した何通りかの屋根材の中で、予算の中でガルバリウム鋼板の板金をご希望ということで『稲垣商事』さんのヒランビー220というリーズナブルな板金屋根を選ばれました。

遮熱性や耐候性が高く、傷がつきにくい機能性の高い鋼板になります。

工事担当者のわかりやすい説明や工事中の細かい気配りなど、工事が初めての方でも安心できる対応から弊社に工事を決めてくださったようです。

仕上がりにも大変満足していただきました。

改めて今回はご依頼ありがとうございました。

カバー工事を検討されている方に向けた記事ですので参考に見てみてください。

【屋根リフォーム】屋根カバー工事をおすすめする場合とその理由

https://kindly-home.com/staff-blog/3133

屋根カバー工事をおすすめする理由とメリット、デメリット   屋根カバー工法とは、既存の古い屋根材の上に軽い屋根材を張ってかぶせる工事方法のことです。重ね葺き工事とも言われています。古い屋根材をはがして処分する手間と費用がかからないので...

キンドリーホーム

2022.09.11

こちらはパミールのメンテナンス方法について詳しく書いた記事ですので参考に見てみてください。

【屋根リフォーム】ニチハ製屋根材パミールの判別方法とメンテナンス方法のご紹介

https://kindly-home.com/staff-blog/3628

ニチハパミールの判別方法とメンテナンス方法  横浜地域密着の屋根・外壁専門工務店のキンドリーホームです。 「パミール」という屋根材をご存じでしょうか？ 「パミール」とはニチハ社が１９９６年から２００８年まで製造販売した屋根材です。&...

キンドリーホーム

2022.10.17