DIYでも可能？外壁のひび割れの補修方法を説明いたします

「外壁にひび割れを見つけてしまった…」

ご自宅の外壁にひび割れを見つけた場合、どのように対応したらよいのか悩まれると思います。

自分で補修できるものなのか？

すぐに業者を呼んで補修してもらった方がいいのか？

どのように対応したら良いのか手順と外壁のひび割れの原因から対処方法に至るまでをご紹介します。

クラック（ひび割れ）補修の前にまずは状況の確認を

クラックを見つけて最初にすべきことはクラックの大きさ（長さ・幅・深さ）の確認です。

業者をよんでの補修、DIYでの補修、まずはクラックの状態診断から始まります。

クラックの種類

外壁のクラックは大きく分けて２種類あります。

塗膜の表面的な部分のみのクラックと建物の構造が原因で現れたクラックになります。

幅が0.3mm以下のクラックのことを「ヘアークラック」と言います。

髪の毛ほどの微細なひび割れという意味です。

緊急性の高いクラックではないのですぐにでも補修という事はありません。

ヘアークラックに関しては外壁塗装工事をする事がクラック補修になります。

クラックの幅が0.30mm以上の場合はすぐにでもに建物調査診断をしてもらうことをオススメします。

0.30mm以上のクラックの場合は「構造クラック」「乾燥クラック」などが考えられます。

この場合、発生した原因からクラック補修方法を考えていきます。

すぐに補修をしなくても大丈夫な場合

ヘアークラックという幅が0.3mm以下のクラックの場合は補修を急ぐ心配はありません。

発見したクラック箇所は写真などを取っておき、次回の外壁塗装工事で補修をしてもらうように伝えてください。

ヘアークラックに関しては外壁塗装工事をする事でひび割れ補修になりますので安心してください。

急いで補修をする必要はないにしても、クラックの進行を防ぐために応急処置をしておくと安心です。

微細なセメントの粉をひび割れに塗布し、適量な水分を加えてセメントの粉を定着させる方法（チョーク式・スプレー式）があります。

すぐに補修をした方が良い場合

クラックの幅が0.3mm以上の場合はすぐにでもに建物調査診断をしてもらうことをオススメします。

外壁材の種類、クラックの数、種類、発生箇所などによってもクラックの補修方法が変わってきます。

0.3mm以上のクラックの場合構造クラックなどの深刻なクラックの可能性も考えられます。

どんな作業でも業者に任せればいいというわけではありませんが

クラック補修の場合は基本的に調査と補修は業者に任せることをオススメします。

DIYでクラック補修をする際の注意事項

前項でクラック補修は業者に依頼するのがオススメとお伝えしました。

「とりあえず自分で補修をやってみたい」という方もいらっしゃるかと思います。

DIYでクラック補修の際、注意するべき事をまとめてみましたのでご確認ください。

絶対に使用してはいけない補修材

クラック箇所にシーリング材を擦り込む簡易補修があります。

この補修方法はDIYでも十分可能な補修方法になります。

おそらくホームセンターでシーリング材を購入されると思います。

この時「シリコーン系シーリング材」は避けるようにご注意ください。

外壁のクラック補修で使用してはいけないシーリング材です。

このシーリング材は台所や風呂場の水回りで使用するものになります。

外壁に使用すると外壁塗装時に塗膜剥離の原因となります。

クラック補修は「変成シリコーン系」「ポリウレタン系」の2種類のシーリング材を使用してください。

DIYと自己責任

DIY補修をする際のリスクは常に念頭に置いて作業を行ってください。

ハシゴをかけての高所作業は特に気をつけてください。

まとめ

今回は外壁のクラック補修ついてご紹介しました。

軽度の外壁クラックはDIYでの補修も可能です。

しかし、プロの目とプロの技術に勝るものはありません。

総合的に見て業者に任せるのがよろしいかと思います。

外壁クラックが気になっている方はキンドリホームへお気軽にご相談ください。

最適なご提案をさせていただきます。

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