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屋根リフォーム工事と外壁リフォーム工事を同時にお勧めする理由

屋根塗装と外壁塗装は同時の施工が断然お得です

足場の風景

 

「屋根塗装工事」と「外壁塗装工事」を同時に施工することで工事費用を抑えることができます。

なぜ工事内容が増えるのに工事費用を抑えられるのか?

今回はその内容について詳しく触れていきたいと思います。

 

少しでもご家庭の負担が減らせるように、参考にしてもらえればと思います。

 

 

屋根・外壁塗装を同時にするメリット

 

足場代の節約

 

工事足場イメージシート

 

建物の高さや形状にもよりますが、高さ2mを超える場所での作業は足場などの作業床(アンチ)の設置が必須となります。

屋根塗装を含めた屋根全般の工事、外壁塗装を含めた外壁全般の工事には必ず足場が必要になります。

屋根塗装や外壁塗装のお見積りには必ず足場の項目があるはずです。

建物の規模にもよりますが、一般的な2階建ての建売住宅の場合¥200,000前後が相場になります。

 

足場代は決して安くはありません。

この足場代を一度に複数の工事で共用する事で足場代の節約になります。

 

屋根塗装と外壁塗装を別々に施工した場合は

屋根塗装費用

屋根塗装足場費用

外壁塗装費用

外壁塗装足場費用

 

全てまとめると大まかに4項目分の費用がかかります。

屋根塗装費用 外壁塗装費用 屋根塗装足場費用 外壁塗装足場費用

 

 

屋根塗装と外壁塗装を同時にに施工した場合は

屋根塗装費用 外壁塗装費用

足場費用

 

足場1回分の費用、約¥200,000前後が節約できる事が分かると思います。

屋根塗装と外壁塗装の同時施工は大きな金額になりますが、屋根と外壁を別々に塗装した場合よりも断然お得なのです。

 

 

住宅メンテナンス時期の把握がしやすい

 

外壁や屋根は風雨に晒されたり直射日光に当たったりするため特に劣化が激しい箇所です。
建物にとって重要な「耐水性」は外壁や屋根の塗装塗膜で成り立っています。

この塗膜がバリアの役割になって日々雨水から建物を護ってくれているのです。

しかしこの塗膜は年月とともに劣化していきます。

そのため定期的に屋根塗装、外壁塗装が必要になってくるのです。

 

一般的に塗装周期は10年毎と言われています。

屋根塗装と外壁塗装を同時に施工した場合、単純に10年後に次回の塗装を計画できます。

 

 

デザインのイメージがしやすい

 

カラーチャート

 

屋根塗装と外壁塗装を同時に行う場合、配色やデザインのイメージがしやすいというメリットがあります。

外壁の配色と屋根の配色、破風や雨樋などの付帯部など建物すべての塗装をするわけですからトータルコーディネイトしやすくなります。

塗装前にカラーシュミレーションを利用して配色を検討するのがよろしいかと思います。

 

カラーサンプル4種

 

キンドリーホームのカラーシュミレーションは無料です。

外壁塗装、屋根塗装の際には是非ご活用ください。

 

 

 

見積り、打ち合わせの手間の削減

 

塗装工事には業者とお客様との間で打ち合わせがあります。

使う塗料のメーカー、グレード、色、配色などさらに細かい事を含めると多くの確認事項があります。

詳細が決定してそこからさらにお見積りの確認があります。

そのたびにお客様にお時間をいただいて確認してもらいます。

屋根塗装と外壁塗装を同時に行う事によって打ち合わせの手間と割いていただくお時間の削減になります。

 

 

費用が安くなる場合もある?

 

屋根塗装と外壁塗装同時に行う場合、同じ塗装職人が塗装します。

屋根、外壁を別々に塗装する場合と違い塗装職人の手間も段取りも一回で済んでしまいます。

場合によっては値引きの値段交渉も出来る可能性があります。

過度な期待は厳禁ですが屋根塗装と外壁塗装同時に行う場合は費用の値引きも考えられます。

 

屋根と外壁は同じ塗料を使う?

 

「屋根と外壁を同時に塗装するのなら丸ごと同じ塗料で塗った方が安く済みそう」という印象はありませんか?

確かにその方が確実に経済的ですがおススメできません。

 

結論から申し上げますと屋根と外壁で使う塗料は違う塗料になります。

まず外壁塗料と屋根塗料の一番の違いは耐候性が違います。

耐候性とは雨と紫外線による塗膜劣化への耐久性の事です。

屋根は外壁以上に一日中日光が当たったり、雨を防いだりと環境条件が厳しいので塗膜の劣化も早まります。

一般的に屋根と外壁の塗膜では劣化するスピードが異なります。

屋根塗料は外壁塗料よりもさらに耐候性が重要となります。

 

仮に屋根外壁を同じ塗料で塗装した場合、確実に屋根の塗膜が早く劣化します。

何年か後に、外壁はまだまだ大丈夫なのに屋根は塗り替えが必要な劣化状態が起きている可能性があります。

 

前項でも触れてきましたが屋根と外壁を同時に塗装する事はたくさんのメリットがあります。

そこで塗料の選択の際にはそれぞれの耐用年数に注目してください。

それぞれの塗料でなるべく耐用年数が近い塗料を選択する事をお勧めします。

屋根塗料と外壁塗料の耐用年数をあわせる事で次回のメンテナンスの時期をあわせる事ができます。

 

 

おススメの屋根塗料を紹介いたします。

 

日本ペイント社 サーモアイシリーズ

 

サーモアイ

 

塗料のトップメーカーである日本ペイント社製の遮熱塗料サーモアイシリーズです。

フッ素ベース、シリコンベース、ウレタンベースをはじめとして豊富な種類の中からお選びいただけます。

数ある遮熱塗料の中でもサーモアイはシーラーといった専用の下塗り剤にまで遮熱性能が備わっています。

そのため「下塗り」「中塗り」「上塗り」すべての層で太陽からの赤外線を反射させることができます。

 

一番普及しているシリコンベースのサーモアイSiで耐用年数が8~12年

最上位クラスのフッ素ベースのサーモアイ4Fで耐用年数が12~15年となっています。

色にもよりますが近赤外日射反射率が一番高い物で87.8%(クールホワイト)と高い数値です。

 

サーモアイのメリット

まず一般住宅屋根用の塗料の中でも高い反射率の製品になります。

 

カラーバリエーションの豊富さが挙げられます。

標準色が全40色用意されています。

色によって反射率が大きく変わりますのでご注意ください。

 

サーモアイ色見本

 

サーモアイのデメリット

通常の塗料には色の他に「ツヤあり」「ツヤなし」「3分ツヤ」など「光沢」の選択肢があります。
サーモアイにはこの光沢の種類が「ツヤあり」のみです。

好みの問題になりますがどの色を選択しても光沢のある仕上がりになります。

 

サーモアイは適用下地に「セメント瓦」が含まれていません。

セメント瓦のお家はサーモアイで塗装不可になります。

 

 

アステックペイント社 シャネツテックSi-JY

 

シャネツテック

 

遮熱塗装メーカーシェア3年連続No.1を獲得したアステックペイント社のシャネツテックSi-JYです。

シリコンベースの屋根用遮熱塗料になります。

シャネツテックの特徴として高い遮熱性能が挙げられます。

遮熱顔料が近赤外線を反射し熱放射セラミックが吸収した熱を逃がすことで屋根の蓄熱を防ぎます。

 

耐用年数は10年~12年ほど期待できます。

近赤外線反射率は87.8%(トゥルーホワイト)と高い反射率を備えています。

カラーバリエーションは全11色展開でツヤありになります。

 

シャネツテック色見本

 

シャネツテックSi-JYのメリット

屋根用の遮熱塗料の中でも高い反射率の塗料になります。

期待値にはなりますが10年~12年と長い耐用年数です。

 

シャネツテックSi-JYのデメリット

カラーバリエーションが全11色と少なめです。

ツヤありのみの仕上がりになります。

 

 

アステックペイント社 スーパーシャネツサーモシリーズ

 

スーパーシャネツサーモ

 

遮熱塗装メーカーシェア3年連続No.1を獲得したアステックペイント社のスーパーシャネツサーモシリーズです。

フッ素ベースとシリコンベースの2種類からお選びいただけます。

最大の特徴としてチタン複合特殊無機顔料の配合により高い遮熱効果を発揮します。

さらにチタン複合特殊無機顔料を使用する事で高耐候性と変退色防止性が備わっています。

 

フッ素ベースで耐用年数16年~20年期待できます。

シリコンベースで耐用年数13年~16年期待できます。

近赤外日射反射率が一番高い物で63.8%(クレタグレー)となります。

カラーバリエーションは全10色展開でツヤありになります。

 

スーパーシャネツサーモ色見本

 

スーパーシャネツサーモシリーズのメリット

従来のシリコン塗料やフッ素塗料をしのぐ強い耐性を備えています。

ラジカル制御型でもあるため「変色」「退色」しづらい塗料になります。

 

スーパーシャネツサーモシリーズのデメリット

赤外線反射率が上記2種と比較すると少し低めになります。

カラーバリエーションが全10色と少なめになります。

 

 

おススメの外壁塗料をを紹介いたします。

 

アステックペイント社 フッ素REVO1000-IR(フッ素革命)

 

アステックペイントフッ素REVO

 

アステックペイント社のフッ素塗料です。

劣化に強いフッ素塗料ですが他社の塗料よりも約2倍のフッ素成分が配合されています。

期待耐用年数が16年から20年と長期間建物を保護します。

塗膜表面が強靭なため汚れが付着しにくく建物の美観を維持します。

カビ・藻の発生を抑えて建物の美観を維持します。

チタン複合遮熱無機顔料を使用しているので変色、退色しづらく遮熱性に優れています。

 

参照 https://aponline.jp/recommend/topcoat/2761/#revo1000

 

 

日本ペイント社 パーフェクトトップ

 

パーフェクトトップ

 

日本ペイント社のラジカル制御型塗料です。

発売開始から10年がたつロングセラー人気商品です。

ラジカル制御技術でアクリルベースながらシリコン塗料なみの10年から15年の耐用年数があります。

窯業系サイディング、金属サイディング、モルタル、コンクリートとどんな外壁にも対応できます。

 

参照:https://www.nipponpaint.co.jp/products/building/175/

 

 

アステックペイント社 スーパーSDクリヤーシリーズ

 

スーパーSDクリヤー

 

アステックペイント社のクリヤー塗料です。

意匠性の高いサイディングのデザインを残す為の透明な塗料です。

光沢、艶の仕上がりを「艶あり」「5分艶」「3部艶」からお好みに合わせて選べます。

 

参照:https://aponline.jp/recommend/topcoat/4456/

 

 

塗装期間の日数は?

 

工事工程表

 

塗装工事の工程は

 

足場設置

高圧洗浄

養生

シーリング施工

塗装

足場解体

 

全体的このような流れになります。

建物の立地条件や建物の規模にもよりますが平均的な工事期間は以下を目安にしていただけたらと思います。

 

屋根、外壁の塗装の場合 12日~15日ほど
外壁塗装のみの場合 8日~10日ほど
屋根塗装のみの場合 5日~7日ほど

 

 

 

屋根、外壁同時施工のお客間のビフォーアフター

 

屋根外壁同時塗装 屋根外壁同時塗装
屋根外壁同時塗装 屋根外壁同時塗装
屋根外壁同時塗装 屋根外壁同時塗装

 

屋根外壁同時塗装 屋根外壁同時塗装
屋根外壁同時塗装 屋根外壁同時塗装
屋根外壁同時塗装 屋根外壁同時塗装

 

 

まとめ

 

今回は屋根塗装と外壁塗装を同時に施工するメリットをご紹介しました。

 

 

この記事の要点

足場が必要になる塗装工事は一回にまとめてしまったほうが断然お得。

屋根と外壁の同時塗装で次のメンテナンス時期を把握しやすくなる。

外観のデザインのイメージがしやすい。

屋根と外壁では使う塗料が違う。

 

 

不明な点などはキンドリーホームへお気軽にご相談ください。

最適なご提案をさせていただきます。

 

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