【屋根カバー】中区山手町Y様|錆びて古くなった倉庫の屋根(かわらぼう)を立平葺きで板金カバー
作業・施工内容
中区山手町のY様より、錆びて古くなった板金屋根のカバー工事のご依頼を頂きました。
Y様は過去に工事をご依頼していただいた経緯がありまして、リピーター様になります。
前回に続きご依頼ありがとうございました。
今回のご依頼の経緯ですが、会社で倉庫として利用していた離れを解体して新しく倉庫を新設するか、リフォームするかの二択で悩まれているということでした。
解体する場合、廃材が出ることや重機が入らないため解体費用が高額なうえに新しく設置する倉庫の費用などを考えると予算に合いませんでした。
一方でリフォームの場合ですと廃材が出ないうえに、倉庫の高さ的に足場が必要なく脚立等で作業が出来ると判断しました。
そういった経緯から解体・新設よりもリフォームの方が費用も安く工期も短いことから最終的にリフォーム工事をご提案致しました。
工事内容は屋根カバー工事と外壁サイディングのカバー工事になります。
※外壁サイディングのカバー工事については別の記事でお伝えします。
さて今回の工事内容は錆びて劣化した板金(かわら棒)のカバー工事ですが、既存の屋根が錆ていたのでまずは錆がひどい箇所を丁寧にケレンして錆を落として錆止めを塗ることが必要でした。
その作業を終えたのち既存の屋根にコンパネ材を引いて下地を作っていき、その下地の上にルーフィング(防水シート)を張っていきます。
今回使用した屋根材はセキノ興産の「立平ロック」という屋根材になります。
立平葺きは、屋根の頂点から軒まで1枚の板金で構成されていることが特徴です。
そのため板金に継ぎ目などがないことから屋根の下に水が浸入することは絶対にありません。
立平葺きは防水機能に優れているので、雨漏りの不安がある方にお勧めです。
主に立平には「ガルバリウム鋼板」が使用されています。
金属屋根の中では最も軽量の屋根材でして、重心が落ちることから耐震性のアップにもつながります。
さらに錆びにくく価格が安いという特徴があり、耐用年数は20年と長いのもメリットです。
しかし金属屋根であるがゆえに、雨音が多少うるさいというデメリットもあります。
今回は建物の用途が倉庫としての使用だったため雨音に問題ないのでご提案させていただきました。
屋根の仕上がりにY様も満足していただけました。
今回の倉庫は会社でお使いになっている倉庫なので、工期が短くお仕事に一切影響がなかった点に感謝していただけました。
いつもご依頼ありがとうございます。
今後とも末永いお付き合いのほどよろしくお願いいたします。
屋根カバー工事について詳しく書いた記事がありますので参考に見てみてください。
施工内容 | 倉庫屋根カバー工事 |
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エリア | 横浜市中区 |
施工日数 | 1日 |