【外壁塗装】付帯部を含めた外壁塗装の施工手順を解説いたします。
付帯部を含めた外壁塗装の施工手順を解説いたします。
外壁塗装の見積書に記載されている「付帯部」とは何のこと?といった疑問をお持ちの方は少なくないと思います。
簡単に説明すると付帯部とは外壁以外の所は全て付帯部です。
具体的には
・軒天井
・破風板
・鼻隠し(はなかくし)
・庇(ひさし)
・雨樋
・笠木
・水切り
・換気フード
・窓枠
・手すり
・フェンス
・シャッター
・雨戸、戸袋
・ウッドデッキ、濡れ縁
・配管類
などです。
コストを抑えるために付帯部の塗装はしないと考えている方もいらっしゃると思いますがお勧めできません。
最終的なメンテナンスコストを考えると外壁塗装時の付帯部の塗装は絶対やるべきです。
今回は外壁塗装と同時進行の付帯部塗装にフォーカスして紹介していきます。
付帯部の配色
塗装色にこだわるのは付帯部も一緒です。
付帯部は建物のアクセントになりますからバランスのとれた配色になる色を選ぶことが大事になります。
付帯部の色は統一感をもたせることがポイントになります。
おススメの配色はサッシ色と付帯部をあわせる事です。
建物に一体感が生まれ全体的にすっきりとした印象になりますので、ぜひご検討してみてください。
色選びの際はカラーシュミレーションをぜひ活用ください。
付帯部を含む外壁塗装の施工手順
今回は日本ペイント社のパーフェクトとトップを使用した塗装工事を紹介いたします。
ケレン→下塗り→中塗り→上塗りの順番で塗装していきます。
水切り板金のケレン作業
水切り板金のケレン作業です。
ケレンとは錆や汚れを落として塗料の密着度を高める塗装前の重要な工程です。
雨樋(竪樋)のケレン作業
雨樋(竪樋)のケレン作業です。
雨どいは樹脂製ですが金属部分と同様にケレンします。
雨樋(軒樋)のケレン作業
雨樋(軒樋)のケレン作業です。
竪樋と同様に入念にケレンします。
破風のケレン作業
破風板のケレン作業です。
換気フードのケレン作業
換気フードのケレン作業です。
錆びや汚れが目立つ部分なので入念にケレンが必要です。
シャッターボックスのケレン作業
シャッターボックスのケレン作業です。
シャッターの塗装は出来ませんが、窓枠のシャッターボックスは塗装可能です。
シャッターボックスが色が変わるだけで印象が大きく変わります。
水切り板金の下塗り
水切り板金の下塗りです。
金属部分は錆止めの塗料を入念に塗装していきます。
換気フードの下塗り
換気フードの下塗りです。
水切り板金と同様に金属部分は錆止めの塗料を入念に塗装していきます。
シャッターボックスの下塗り
シャッターボックスの下塗りです。
他の金属部分と同様には錆止めの塗料を入念に塗装していきます。
実はこの下塗り塗料は上塗りの塗料と色が違います。
塗装職人さんの塗り忘れ防止の予防策です。
水切り板金の中塗り
水切り板金の中塗りです。
この工程から上塗りと同じ色の塗料で塗装していきます。
換気フードの中塗り
換気フードの中塗りです。
水切り板金と同様に上塗りと同じ塗料で塗装していきます。
シャッターボックスの中塗り
シャッターボックスの中塗りです。
シャッターボックスはホワイトで塗装します。
水切り板金の上塗り
水切り板金の上塗りです。
とても綺麗に仕上がりました。
もともとホワイト系だった水切り板金はブラック系に塗りなおされて輪郭がくっきりした印象があります。
換気フードの上塗り
水切り板金の上塗りです。
とても綺麗に仕上がりました。
もともとの金属色だったものがチョコレート色に塗りなおされました。
シャッターボックスの上塗り
シャッターボックスの上塗りです。
ホワイトで塗装したことで清潔感が溢れる印象になりました。
ビフォーアフター
まとめ
今回は付帯部を含めた外壁塗装の施工手順についてご紹介しました。
外壁だけでなく付帯部の塗装もあわせる事でトータルコーディネイトできていると思います。
樋や破風の色を変えるだけでも建物の印象はがらりと変わります。
※このページでご紹介している施工手順や工事方法は、工事内容によって異なる場合がありますが、あらかじめご了承下さい。
外壁塗装をお考えの方は付帯部も含めた配色を提案させていただいています。
同時にカラーシュミレーションもご活用ください。
不明点などキンドリホームへお気軽にご相談ください。
最適なご提案をさせていただきます。
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