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【屋根リフォーム】セキスイかわらUの屋根リフォーム方法を解説いたします

セキスイかわらUの屋根リフォーム方法

 

かわらU屋根

 

 

横浜地域密着の屋根・外壁専門工務店のキンドリーホームです。

 

セキスイかわらU」とよばれる40年近く販売が続いた屋根材がありました。

 

「セキスイ」の名前が付いたブランド効果もあって屋根を葺き替えたりカバー工法をしたりリフォーム時の屋根材第一候補として認識されるほど人気がありました。

 

現在「かわらU」は問題がある屋根材として発売中止となっています。

 

当時、人気の屋根材だった「かわらU」、現在では後悔している方やお困りの方が多いと考えられます。

 

 

セキスイかわらUとは?

 

かわらU

 

「セキスイかわらU」は、1975年~2009年まで積水化学工業が葺き替え、カバー工事用屋根材として製造販売していました。

 

セキスイというブランド力と瓦の形状でありながら軽くて強いと謳われ、カバー工法が可能というメンテナンス性の特徴から大ヒットにつながります。

 

初期かわらUにはアスベストが含まれていました。

 

アスベストの発がん性問題を考え、屋根材に含まれる繊維をアスベストからビニロンに変更。

 

他の屋根材メーカーより10年以上早い1991年に完全無石綿化(ゼロアスベスト)されました。

 

アスベストの含まれない後期かわらUはアスベストの代替素材の技術力が未熟だったため、メーカーが想定していたよりもはるかに弱くて脆い屋根材でした。

 

結果、大きなクレームが相次ぎ販売終了に至りました。

 

かわらU

 

 

確認メモ

 

初期かわらU(アスベスト含)~1990年8月

後期かわらU(アスベスト無)1990年8月~

 

 

初期かわらU(アスベスト含)の屋根で考えられる問題

 

アスベストが含まれる初期かわらUの場合、屋根材の耐久性はありますので後期かわらUほどの破損等の被害は少ないと思います。

 

さすがに発売から最大で40年以上経過している屋根材になりますので、耐久性が高いとはいえ経年劣化によるダメージは確実に蓄積されているはずです。

 

深刻なトラブルが発生する前に屋根のリフォームが必要かと思います。

この屋根のリフォームの場合、まず考えなければならない事は

 

アスベストを含む屋根材の処理問題です。

 

アスベストの処理費用は高額になりますのでご注意ください。

 

まず、既存のかわらU屋根がアスベストを含むものかどうか確認をとってください。

 

前回の屋根リフォーム時の図面や仕上げ表、保証書を保存している方は一度、メーカーと製品名をご確認ください。

 

保証書ならば施工された年月も特定できるはずです。

 

その年月によってセキスイかわらUがアスベスト含有のものなのか判別することも可能です。

 

 

後期かわらU(アスベスト無)の屋根で考えられる問題

 

後期かわらUは圧倒的に破損しやすい屋根材です。

 

ビニロンを加え柔軟性がない弱く脆い屋根材は経年劣化によって大変割れやすくなりました。

 

割れた瓦の破片が落下する住宅もしばしばあります。

 

更に表面の塗膜が剥がれやすく屋根材自体が露出する白化現象を起こします。

 

かわらUの裏側には空気層があるため簡単に踏み割れが起こります。

 

屋根材自体のもろさとこの空気層のため屋根の点検やアンテナの点検などで破損する事がよくあります。

 

後期かわらUの脆さは塗装前の高圧洗浄に耐えられないため塗装できない屋根材と認識していただいて結構です。

 

大手塗料メーカー「日本ペイント」社がかわらUは塗装不可と設定しているほどの屋根材という事をご理解ください。

 

こちらもあわせて読んでいただきたい

 

 

 

セキスイかわらUの正しいリフォーム方法

 

かわらU屋根

 

 

かわらUの屋根のリフォーム方法としては「屋根葺き替え工事」を一択でおススメします。

 

その理由としましては

 

アスベスト含の初期かわらUの場合、前回の屋根施工時期が1970年代~1990年で30年以上経過しているため屋根材の経年劣化による寿命、ルーフィングの経年劣化による寿命が考えられます。

 

ルーフィングや野地板の新設、不安要素のあるアスベスト屋根材を撤去を考えると屋根葺き替え工事が最適と思います。

 

アスベスト無しの後期かわらUの場合、まず前章でお伝えしたように塗装は不可です。

 

前回の屋根工事がカバー工事だった場合は次回の工事は葺き替え工事になります。

 

カバー工事→カバー工事は屋根が3重になってしまい耐震性の問題で施工はできません。

 

後期かわらUの脆さを考えると新しい屋根材へ葺き替え工事がベストの選択かと思います。

 

かわらUは軽量に作られています。

 

実は平板スレートよりも軽い仕上がりになっています。

 

葺き替え工事の場合、耐震性や建物への負担を考えるとガルバリウム鋼板などの軽くて耐久性のある金属屋根材が最適かと思います。

 

 

こんな業者には注意してください

 

アスベストの含有量によってセキスイかわらUの撤去費、処分費には差が出ます。

 

業者によってはかわらUというだけで確認もとらずにアスベストが含まれていると見越して高いお見積りを伝えた上で工事を行います。

 

ノンアスベストの後期かわらUの屋根でアスベスト撤去費、処分費を請求される事があるようですので十分ご注意ください。

 

 

まとめ

 

今回はセキスイかわらUの正しいリフォーム方法ついてご紹介しました。

かわらUの屋根でお困りの方、リフォームを計画中の方に参考にしていただけたらと思います。

横浜市のキンドリーホームへご相談ください。
最適なご提案をさせていただきます。

 

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