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スレート屋根のメンテナンス!最適な方法選びと費用

日本の住宅で多く見かけるスレート屋根。
長年、雨風から家を守ってくれる大切な屋根ですが、いつまでもその役割を果たせるわけではありません。
適切なメンテナンスを怠ると、思わぬトラブルに見舞われる可能性も。
屋根のメンテナンスは、専門知識が必要なため、なかなか手を出しにくいのも事実です。
そこで今回は、スレート屋根の寿命や劣化症状、そして最適なメンテナンス方法の選び方についてご紹介します。
長く安心して暮らすためにも、ぜひ最後まで読んでみてください。
 
 

スレート屋根の平均寿命

 
スレート屋根の平均寿命は、およそ10~35年と言われています。
ただし、これはあくまでも目安であり、実際の寿命は建物の環境、屋根材の種類、メンテナンス状況などによって大きく異なります。
アスベスト含有のスレート屋根は、20~25年とやや長持ちする傾向がありますが、2004年以降はアスベストの使用が禁止されているため、現在では入手できません。
また、アスベスト規制直後のノンアスベスト製品は、強度が低く寿命が短いものもあったようです。
近年では、耐久性の高いノンアスベスト製品が主流となっています。
 

経年劣化による症状の見分け方

 
スレート屋根の劣化は、塗膜の劣化から始まります。
塗膜が劣化すると、防水性が失われ、藻や苔の発生、凍害、ひび割れなどが起こるようになります。
具体的には、屋根の色褪せ、コケや藻の繁殖、表面のひび割れ、反り、瓦の欠損などが挙げられます。
これらの症状は、屋根の表面だけでなく、棟板金や漆喰などの部分にも現れる場合があります。
雨漏りは、劣化の最終段階で起こる深刻な症状です。
早期発見が重要です。
 

早期発見のための定期点検

 
スレート屋根の劣化を早期に発見するためには、定期的な点検が不可欠です。
目安としては、築10年を過ぎたら、専門会社による点検を行うことをおすすめします。
点検では、屋根全体の状況だけでなく、棟板金や漆喰、雨どいなどの状態も確認してもらいましょう。
特に、台風などの自然災害後は、必ず点検を行うようにしてください。
 
 

スレート屋根の適切なメンテナンス方法

 

塗装によるメンテナンス

 
スレート屋根は、セメントを主成分とするため、防水性はありません。
そのため、塗膜によって防水性を確保することが重要です。
塗装は、スレート屋根の寿命を延ばす効果的なメンテナンス方法です。
塗装の種類によって耐久年数が異なります。
アクリルは3~5年、ウレタンは5~7年、シリコンは7~10年、フッ素や無機は15年以上とされています。
費用は、塗料の種類や屋根面積によって変動しますが、30万円~40万円程度が相場です。
塗装を行う際は、縁切り処理を必ず行いましょう。
縁切りとは、スレート屋根材同士の重なり部分に適切な隙間を設ける作業で、雨水の滞留を防ぎ、雨漏りを防止します。
 

葺き替えによるメンテナンス

 
スレート屋根の劣化が著しい場合、またはアスベストが含まれている場合は、葺き替えが最も確実なメンテナンス方法です。
葺き替えは、既存の屋根材を完全に撤去し、新しい屋根材に交換する工事です。
費用は、屋根面積、使用する屋根材、廃材処理費用などによって変動しますが、70万円~140万円程度が相場です。
アスベストが含まれている場合は、廃材処理費用が高額になる可能性があります。
 

カバー工法によるメンテナンス

 
カバー工法は、既存の屋根材を撤去せずに、その上に新しい屋根材を重ねて施工する方法です。
葺き替えに比べて費用と工期を抑えられるメリットがありますが、既存屋根の劣化状況によっては、葺き替えよりも高額になる場合もあります。
また、屋根の重量が増加するため、建物の構造上の問題がないかを確認する必要があります。
費用は、50万円~120万円程度が相場です。
 
 

最適なメンテナンス方法の選び方

 

屋根の状態の正確な診断

 
最適なメンテナンス方法を選ぶためには、まず屋根の状態を正確に診断することが重要です。
当社のような専門会社に依頼して、屋根材の劣化状況、雨漏りの有無、アスベストの含有状況などを調べてもらうことをおすすめします。
診断結果に基づいて、最適なメンテナンス方法を選択しましょう。
 

予算とライフプランの考慮

 
メンテナンス方法を選ぶ際には、予算とライフプランも考慮する必要があります。
塗装は費用を抑えられる一方、定期的なメンテナンスが必要です。
葺き替えやカバー工法は高額ですが、長期間にわたってメンテナンス費用を抑えられる可能性があります。
将来の住み替えの予定なども考慮し、最適な方法を選びましょう。
 

まとめ

 
スレート屋根の寿命は10~35年と幅があり、アスベストの有無や製造時期、メンテナンス状況によって大きく異なります。
劣化症状としては、色褪せ、コケ・藻の繁殖、ひび割れなどが挙げられ、早期発見のためには定期的な点検が不可欠です。
メンテナンス方法は、塗装、葺き替え、カバー工法があり、それぞれ費用やメリット・デメリットが異なります。
最適な方法を選ぶには、当社のような専門会社による屋根の状態の正確な診断、予算、ライフプランなどを総合的に考慮することが重要です。
定期的なメンテナンスを行うことで、スレート屋根の寿命を延ばし、安心して暮らせる住まいを維持しましょう。
 
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