天井から雨漏り?原因と4つのサインを見逃さない!
築年数が経ち、家の老朽化が気になるあなた。
住んでいる家の雨漏りを何とかしたいけど、原因が分からず、放置しておくとどうなるのか不安、どうすればいいのかわからない…そんな悩みをお持ちではないでしょうか。
この記事では、天井の雨漏りが起こる原因と、放置しておくと起こる危険なサインを具体的に解説します。
雨漏りの原因を理解し、適切な対策を検討する助けとなる情報をお届けします。
□天井から雨漏りの原因
天井の雨漏りは、放置すると家全体に悪影響を及ぼす可能性があり、早急に原因を突き止め適切な対策を行う必要があります。
ここでは、雨漏りが起こる主な原因を3つ紹介します。
1: 屋上防水の劣化
屋上防水は、常に紫外線や風雨にさらされているため、経年劣化が避けられません。
定期的なメンテナンスを行わなければ、防水材がひび割れや剥がれてしまい、そこから水が浸入し、天井の雨漏りに繋がります。
2: 屋根材の劣化
屋根材には、瓦、化粧スレート、トタン、ガルバリウム鋼板など様々な種類がありますが、ほとんどの屋根材の耐用年数は20年程度です。
耐用年数が近づくと、屋根材自体が破損し、雨水を防げなくなるため、天井の雨漏りが発生する可能性があります。
3: シーリング材の劣化
屋根に設置されている天窓や、外壁とバルコニーなどの接合部分は、シーリング材で隙間を埋めて雨水の浸入を防いでいます。
シーリング材の耐用年数は5~10年程度で、経年劣化や紫外線による刺激で剥離、ひび割れ、欠落などが発生します。
このような劣化を放置すると、雨水が浸入し、天井の雨漏りへと繋がります。
□雨漏り放置で天井が落ちる4つのサイン
雨漏りを放置すると、天井が落下する危険性も。
ここでは、天井が落ちる前兆となる4つのサインを紹介し、それぞれのサインが見られた際の対処法について解説します。
1: 天井のクロスの浮き・亀裂
天井のクロスが部分的に浮いたり、亀裂が入ったりするのは、天井裏に雨水が溜まっているサインです。
クロスの隙間から雨水がポタリと落ちて、初めて雨漏りを認識する方も多いでしょう。
この時点では雨漏りは初期段階ですが、放置すると天井下地材が腐り、被害が拡大してしまうため、早急に専門業者に相談することをおすすめします。
2: 天井のシミ・カビ
天井にシミやカビが発生するのは、雨漏りが軽度から中程度に進んでいるサインです。
天井板が雨水を吸い込み、黒く変色したり、カビが生えたりします。
この段階では、雨漏りの原因を突き止めるために、専門業者による点検が必要です。
3: 天井のふくらみ
天井がふくらんでいる場合は、雨漏りが中度から高度に進んでいるサインです。
梅雨の大雨や台風など、短期間に大量の雨が降ると、天井材が水を吸い込み、重くなって沈み込みます。
天井上の木材も腐っている可能性が高く、大雨が降るなど、ふとしたきっかけで天井が落下する危険性があります。
4: 天井のはがれ
天井のクロスが剥がれてくるのは、雨漏りが深刻なサインです。
雨水が天井の接着剤に浸透し、粘着力が弱くなることで、クロスが剥がれてしまいます。
天井の素材や築年数によって深刻度は異なりますが、放置すると天井材の劣化・腐食が進行し、危険な状態になります。
□まとめ
天井の雨漏りは、放置すると家全体に悪影響を及ぼす可能性があるため、早急に対処することが大切です。
雨漏りの原因は、屋上防水、屋根材、シーリング材の劣化など様々です。
天井のクロスが浮いたり、シミやカビが発生したり、ふくらんだり、剥がれてきた場合は、雨漏りのサインです。
これらのサインを見逃さずに、早急に当社のような専門業者に相談し、適切な対策を講じましょう。
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