【屋根】修理が必要?破損状況による対処方法を解説いたします。
修理が必要?破損状況による対処方法を解説いたします
屋根の傷みは素人では判断しずらい所です。
外壁と違って普段から目にする場所ではありません。
業者による屋根の点検や訪問販売業者に破損を指摘された場合不安になると思います。
この記事ではよくある破損状況や劣化状況、その対処方法、すぐに修理が必要なのかを紹介していきます。
屋根の状態を知る方法は?
基本的に屋根の状態を知るためには屋根に登るのが一般的です。
最近ではドローンを使用するのも浸透してきています。
地面から屋根を見上げても見える部分は軒くらいなものです。
下から見上げて屋根の状態を知る事は不可能です。
お家のオーナー様が屋根の破損状況を知るきっかけで一番多いのが訪問販売による指摘です。
ただその破損状況は本当か、嘘かはわかりません。
疑わしい指摘でも、その箇所は不安要素になると思います。
次の章からはよく指摘される屋根の箇所と破損内容、その対処方法を紹介していきます。
屋根の破損箇所と内容、その対処方法
弊社キンドリーホームへ問い合わせいただいた内容でよくある事例を紹介いたします。
棟板金が浮いていると言われた
棟板金が浮いている事例は特に多いです。
「このままだと雨漏りします」と言われるケースが多いようです。
確かに棟板金が浮いているといずれ雨漏りの可能性はあります。
どの程度の浮きなのかによっても判断は変わってきますが今日、明日に雨漏りする事は無いでしょう。
確認のため後日、修理業者の無料建物調査などでしっかりと見てもらうのがよろしいと思います。
板金の浮きが軽度の場合→
釘の打ち直しで解決する場合が多いです。
板金の浮きが重度の場合→
板金内の木製の貫板も腐食している可能性があります。
板金と貫板の交換がよろしいかと思います。
釘が浮いている、抜けていると言われた
釘の浮きや抜けの事例も問い合わせで多いです。
どの場所の釘なのかにもよりますが、深刻な状況ではない可能性が高いです。
前項の「棟板金の浮き」の初期症状にもあたります。
釘の浮き、抜けが軽度の場合→
釘の打ち直し+シーリングで釘の頭にふたをする事で解決する場合が多いです。
釘の浮き、抜けが重度の場合→
板金内部の貫板の腐食が原因で釘が効かない可能性があります。
貫板の交換、同時に板金の交換がよろしいかと思います。
屋根が割れている、剥がれていると言われた
訪問販売業者に「屋根が割れてる」「屋根が剥がれている」と言われた場合のこの「屋根」とはスレートの事かと思います。
スレートとは一般的な屋根材の事です。
瓦でもない、金属でもない屋根材はほぼスレートだと思ってください。
※少数ですが別の屋根材もあります
スレートの割れや、ひび、剥がれといった破損はよくあります。
破損箇所から雨水が侵入してすぐ雨漏りの心配はしなくてよいと思います。
もともとスレート材は雨が降れば隙間から雨水が入り裏側を通って下に流れる構造になっています。
スレートの下にはルーフィングと呼ばれる防水シートがしかれています。
このルーフィングが機能さえしていれば雨漏りの可能性はほぼ無いと思ってください。
ただし、破損箇所の長期間の放置はルーフィングの劣化を早めることになります。
スレートのひびの場合→
破損箇所をシーリングで埋めて補修します。
メンテナンスしていない屋根の場合は同時に屋根塗装する事をお勧めします。
スレートの割れの場合→
割れた箇所を接着して補修します。
メンテナンスしていない屋根の場合は同時に屋根塗装する事をお勧めします。
スレートが剥がれている場合→
剥がれた部分を差し替えして補修します。
全く同じ商品のスレートを差し替えたとしてもその1枚だけ新品なので目立ちます。
瓦がずれていると言われた
瓦がずれたからと言って危機感を覚える必要はないと思ってください。
ずれていたらはめ直せます。
簡単な作業ならDIYで可能?
結論から言うと可能です。が、
屋根での作業、はしごでの作業は危険を伴います。
誤って落下した場合、確実に大けがします。
最悪の結果になる事も否定できません。
是非、屋根での作業は我々専門業者にお任せください。
まとめ
今回はよくある屋根の破損状況とその対処方法についてご紹介しました。
訪問販売業者の破損の指摘で不安を抱えている方は多いと思います。
キンドリホームへお気軽にご相談ください。
無料の建物調査を是非ご活用ください。
仮に修理が必要な箇所が見つかったとしても最適なご提案をさせていただきます。
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