【雨どい修理】壊れた雨どいはそのままでも大丈夫?修理が必要?
雨どいの修理が必要な理由
壊れた雨どいはそのまま放置しても大丈夫なのでしょうか?それとも修理が必要なのでしょうか?この記事では、壊れた雨どいの状況別の対処法や修理の必要性について詳しく解説します。
屋根や外壁に較べると雨どいは地味な存在です。
既存の住宅には当たり前のように雨どいが付いているので機能や意義は軽視されがちです。
実は雨どいは家屋の外壁や基礎を雨水から守るという重要な役割を果たしています。
雨どいの異常をそのまま放置してしまうと大きなトラブルに発展することがあるので注意が必要です。
壊れた雨どいの状況別対処法
雨どいの状況によって、適切な対処法が異なります。
以下に、壊れた雨どいの状況別の対処法を詳しくご紹介します。
ひび割れや穴が開いている場合
小さなひび割れや穴が開いている場合、一時的な対処法としてシーリング材を使用して補修することができます。
この方法は、比較的簡単かつ低コストで行うことができますが、長期的な解決策とはなりません。
大きなひび割れや穴がある場合は、雨どいの交換が必要になります。
交換を検討する際には、素材や形状についても考慮しましょう。
雨どいが破損している場合
雨どいが破損している場合、新しい雨どいに交換することが必要です。
ただし、破損箇所が限定的であれば、部分交換も検討できます。この場合、専門家の意見を求めることが望ましいです。
雨どいが外れている場合
雨どいが外れている場合、取り付け直すだけで対処できることがあります。ただし、取り付け金具が破損している場合は、金具の交換が必要になります。また、雨どいの取り付けが不適切であった場合は、適切な取り付け方法を検討しましょう。
雨どいに異常があると考えられるトラブル
雨どいに異常があると雨水が屋根から直接外壁を伝ったり、屋根から直接地面に流れ落ちた雨水が溝や水たまりを作ったりと、結果的に雨水によるダメージを直接受けることになります。
雨水が外壁に直接ふれる事が多くなる分、外壁の劣化も早まり最終的には雨漏りの原因になる可能性もあります。
壊れた雨どいを放置してしまうと、さまざまな問題が生じることがあります。以下に、放置によるリスクをいくつかご紹介します。
家屋への損傷
壊れた雨どいが正常に機能しないことで、雨水が建物の壁や土台に浸透し、湿気やカビ、腐食などの問題が発生することがあります。
これらは、家屋の構造に悪影響を及ぼす恐れがあります。
庭や敷地の損傷
雨どいが壊れていると、雨水が庭や敷地に流れ出てしまい、土壌の浸食や植物の根腐れなどが起こる可能性があります。
また、建物周辺の水はけが悪くなり、土砂災害のリスクが高まることもあります。
見た目の悪影響
壊れた雨どいは、家屋全体の印象を損ねることがあります。見た目の悪影響は、家の価値を下げる原因となることもありますので、早めに対処することが重要です。
最近ですと壊れた雨樋を指摘する訪問販売の業者がいるようなので早めの修繕をお勧めしています。
こんな状態の雨どいは修理や交換が必要
雨どいは基本的に屋根の軒に設置されているので、普段の生活で気にすることはあまりありません。
特に雨の日にわざわざ雨どいの状態を確認することも少ないと思います。
もし何かの異常に気付いたら早めの修理が望ましいです。
汚れ、ごみによる詰まり
雨どいは風で飛んできた落ち葉や砂、鳥のフンや虫の死骸などが溜まります。
このようなごみを放置しておくとごみが蓄積して雨水の通り道を塞ぎ、最終的に集水器や竪樋(たてどい)が詰まります。
雨どいの詰まりの対策として「落ち葉よけネット」を付ける方法があります。
ただし砂など細かな異物の侵入は防げないのでネットをつければ雨樋のメンテナンスが不要になるわけではありません。
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自然災害による破損
台風時の強風や飛来物によって雨どいの一部が破損したり、積雪の負荷で支持金具や雨どいが湾曲したりすることがあります。
台風などの自然災害で破損した場合は「火災保険」で事故として認定されると修繕費が賄われる可能性もあります。
勾配の異常
雨どいは少し傾いている状態で設置されます。
屋根から受けた雨水が集水器の方へ流れるようにするためです。
しかし支持金具のゆがみや破損などが原因で適切な傾斜を保てなくなることがあります。
この状態の雨どいは屋根からの雨水を受けることはできても、受けた雨水を集水器に流すことができず、雨どいに雨水をため続けやがてあふれてしまいます。
まとめ
今回は雨どいの異常についてご紹介しました。
雨どい修理を検討中の方参考にしていただけたらと思います。
壊れた雨どいをそのまま放置することはリスクが伴います。家屋や敷地への損傷を防ぐため、早めの修理や交換が必要です。
横浜市西区の工務店「キンドリーホーム」では、専門的な対応とアフターケアが受けられます。まずは無料診断を受けて、適切な対処法を見つけましょう。
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