外壁塗装の種類|外壁材・塗料・工法の特徴と選び方・手入れの方法が分かる
外壁塗装は、家の美観を保つだけでなく、大切な住まいを雨風や紫外線から守る重要な役割を担っています。
しかし、外壁塗装の種類は多岐にわたり、それぞれ特徴やメリット・デメリットが異なるため、どの塗料や工法を選べば良いのか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
この記事では、外壁塗装の種類に関する基礎知識を網羅し、外壁材・塗料・工法の特徴、選び方、手入れ方法をご紹介します。
□外壁塗装の種類|基礎知識を深める
外壁塗装の種類は、大きく分けて3つのカテゴリーに分類できます。
1: 外壁材の種類
外壁材は、家の外観を形作る重要な要素です。
様々な素材があり、それぞれ特徴や耐久性、メンテナンスの必要性などが異なります。
・モルタル外壁
モルタル外壁は、セメントと砂を混ぜて作ったモルタルを、外壁に塗って仕上げたものです。
経年劣化しやすく、ひび割れなどが発生しやすいです。
そのため、塗装することで、耐久性を向上させることができます。
デザインの自由度が高く、さまざまな仕上げが可能です。
・サイディング外壁
サイディング外壁は、工場で生産された外壁パネルを、家の外壁に張り合わせたものです。
モルタル外壁に比べて、耐久性が高く、メンテナンスの手間が少ないです。
また、種類が豊富で、デザイン性の高いものも多く、施工が比較的簡単で、短期間で工事が完了します。
・その他外壁材
他にも、様々な外壁材があります。
・ALC外壁:軽量で、断熱性・遮音性が高い。
・タイル外壁:耐久性が高く、高級感がある。
・金属外壁:軽量で、耐久性・耐候性に優れている。
2: 塗料の種類
塗料は、外壁材を保護し、美観を保つ重要な役割を担っています。
様々な種類があり、それぞれ耐久性、価格帯、仕上がりなどが異なります。
・アクリルトップコート
最も一般的な塗料で、価格が安いです。
耐久性は5年程度と、他の塗料に比べて劣りますが、艶消し、半艶、艶ありなど、様々な仕上げが可能です。
・ウレタントップコート
アクリルトップコートよりも耐久性があり、8年程度です。
価格もアクリルトップコートより少し高いですが、汚れにくく、美観を長く保つことができます。
・シリコン樹脂系塗料
ウレタントップコートよりもさらに耐久性があり、10年程度です。
価格もウレタントップコートより少し高いです。
汚れにくく、耐久性に優れています。
・フッ素樹脂系塗料
最も耐久性が高く、15年以上です。
価格も最も高いですが、汚れにくく、耐候性に優れています。
3: 工法の種類
外壁塗装の工法は、使用する塗料や外壁材の種類によって異なります。
・吹き付け塗装
塗料を吹き付けて塗装する方法です。
ムラなく均一に塗装でき、複雑な形状の箇所にも塗装しやすいです。
・刷毛塗り
刷毛を使って塗料を塗る方法です。
細かい部分や凹凸のある部分に適しており、です吹き付け塗装に比べて、塗料の厚みを調整しやすいです。
・ ローラー塗り
ローラーを使って塗料を塗る方法です。
広い面積を効率的に塗装でき、吹き付け塗装に比べて、塗料の厚みを調整しやすいです。
□外壁塗装の費用|適切な予算を知る
外壁塗装の費用は、使用する塗料の種類や面積によって大きく変わります。
塗料の種類の相場は以下のようになっています。
・アクリルトップコート:1㎡あたり3,000円~5,000円
・ウレタントップコート:1㎡あたり5,000円~8,000円
・シリコン樹脂系塗料:1㎡あたり8,000円~12,000円
・フッ素樹脂系塗料:1㎡あたり12,000円~20,000円
また、外壁の面積が大きければ、費用も高くなるとともに、複雑な形状の箇所が多ければ、費用も高くなります。
その他費用として、足場代・高圧洗浄代・養生費用がかかります。
□まとめ
この記事では、外壁塗装の種類について、外壁材、塗料、工法の3つのカテゴリーに分けてご紹介しました。
外壁塗装は、家の美観を保つだけでなく、大切な住まいを守る重要な役割を担っています。
最適な外壁塗装を選ぶためには、それぞれの塗料や工法の特徴を理解し、自分の家の状況に合わせて検討することが大切です。
当社は、屋根工事と外壁塗装の専門店だからこそ品質・価格を保証いたします。
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