はじめての外壁工事について基礎知識を分かりやすくご説明いたします。
はじめての外壁工事について基本的な事をご説明いたします。
家を購入して年数が経つと必ず外壁工事を検討しなければなりません。
はじめての外壁工事するにあたり、知識がないがため業者に依頼することすらもハードルが高く感じるでしょう。
少しでも安心して適正な工事を業者に依頼できるように、外壁工事について知っておいたほうがいい予備知識をまとめましたので参考にしてください。
外壁工事の種類を知る
外壁の工事は塗装だけではありません。
築年数や外壁の状態や素材、立地(地域環境)など様々な判断材料から適切なリフォームを導き出します。
外壁塗装
手軽なリフォーム方法として、外壁の塗替えがあります。
築年数がそれほど経過していないケースや、ある程度劣化していたとしても補修できる程度であれば塗替えができます。
塗替えに関しては、ほかの工法よりも工事金額が低く抑えられ工期も短いのがメリットです。
定期的な点検やメンテナンスをすることによって耐久性を維持できますが、そこを怠ってしまうと外壁の張替えなどの工事が必要になってしまいます。
見た目では劣化が分からない状態だとしても早めの点検やメンテナンスをお勧めします。
外壁塗装には3つの意味がありますのでそれぞれご確認ください。
家の美しさを取り戻す
まず、「家を綺麗にする」という事。
塗装をする事によって新築時のような美しさを取り戻せるのは塗装の魅力の一つです。
また塗装する際、既存の外壁と異なる色を選べばイメージチェンジも可能です。
雨風や紫外線などから家を保護する
塗装には、雨風や紫外線などから家を保護するという役割もあります。
塗膜と呼ばれる塗料の膜がバリアとなって、家の内部に浸入しようとする水や、紫外線の影響を最小限に食い止めます。
残念ながら塗膜の効果は永久的なものではありません。
時間の経過とともに少しずつ劣化は進行し、目安としては約8年~10年ほどで本来の性能を発揮できなくなっていきます。
8年~10年周期の定期的な塗り替えが必要となるのです。
保護性能を上げる
塗装時に機能性のある塗料を選べば家はさらに快適になります。塗料の機能は、「防水」「防カビ」「遮熱」「断熱」「低汚染」「セルフクリーニング」など様々です。
同じ性能でも各塗料メーカーによって実際の性能に違いがあるため、詳細はキンドリホームへお問い合わせください。
シーリングの打ち換え、増し打ちは重要
外壁が窯業サイディングの場合、外壁の継ぎ目や窓枠廻りに必ず※シーリング(コーキング)があります。このシーリングは地味な存在ですが、実は重要で優秀な働きをしています。
外壁材はパネルですので目地(めじ)と呼ばれる1~2㎝ほどつなぎ目の隙間が等間隔に発生します。目地をシーリングでふさいでつなぎ目から水の侵入を防ぐ働きをしています。
また地震などの建物の揺れに対して破損を防ぐ緩衝材の役割をしています。
ただシーリングにも寿命があります。肉痩せ・硬化・ひび・亀裂・剥離が見え始めたらそろそろ補修のサインです。
シーリングの補修工事自体は外壁塗装工事と比べると単価は安いですが、足場の設置が必要となるため合わせると決して安い金額ではありません。
余分な足場費用をかけないためにも、キンドリーホームでは外壁塗装と同時の工事をお勧めしています。
※シーリングとコーキング
業者、職人にによって呼び方が異なりますが同じものです。
外壁カバー工法
外壁カバー工法(重ね張り)はその名の通り古い外壁の上に新しい外壁材を重ね張りする工法になります。
外観の大きなイメージチェンジ
最近のカバー工法の外壁材は軽量で耐久性の高いガルバリウム鋼板の金属サイディングが主流になっています。
機能性だけでなく豊富なデザインが用意されているため大幅なイメージチェンジが期待できます。
断熱性能と防音性能の向上
カバー工法は外壁材を重ね貼りすることで、壁と壁の間には隙間が生じます。その隙間を空気の層とイメージしてください。
この空気層が外側の暖かい空気や冷たい空気などを遮断するため、夏は涼しく冬は暖かい室温をキープできます。光熱費の節約にもつながります。
外壁が二重になることにより、防音性も高くなる可能性があります。
外壁カバー工法ができない場合もある
既存の外壁の劣化がひどい場合「外壁塗装」が向かないケースがあります。
外壁修繕と同時に断熱性・防音性などを高めたい場合には「外壁カバー工法」がよろしいかと思われます。
外壁の下地に漏水が起こっている場合や、構造材や下地が劣化・腐食している場合は「外壁カバー工法」での施工はできません。
この場合建物の強度不足などのリスクが出てくるため、「外壁張り替え工事」を行う必要があります。
外壁張り替え
外壁張替え工事は外壁材を一度撤去し、新しい外壁材を張り替える工事です。
部分修繕、外壁塗装、外壁カバー工法などの修繕方法では補修しきれないときに張り替えをすることになります。
外壁を撤去するからできる内部の修繕
外壁の劣化箇所から雨水が浸入するなどして下地や断熱材などにまで劣化が進行している場合、劣化している下地、断熱材の修繕、交換が必須になります。それとあわせて柱や梁(はり)の補強、構造用合板の施工などの耐震性を高める補強工事をすることも可能です。外壁を撤去するからこそできる工事になります。
部分張替えも可能ですが
サイディングの外壁で一部だけ劣化が進んでしまった場合、部分張り替えも可能です。ただし同じ色、同じデザインのサイディングボードが無ければ修繕した部分だけが明らかに目立ってしまいます。美観を重視する場合は全面張り替えのほうが良いでしょう。
まとめ
業者にサイディングの張り替えを勧められたが、本当に張り替えが必要なのか?といった疑問をお持ちの方は多いと思います。
何より大切なことは、ご自身のお家の状態を正しく把握してベストな工法でリフォームすることです。
無料でご自宅の状態を調査し、分かりやすくお家の状態をお伝えします。
一度キンドリーホームへご相談ください。
最適なご提案をさせていただきます。
外壁工事の施工事例になります。
参考にしてください。
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